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おうちで練習 ♪ オススメのアイデア①

  • 執筆者の写真: Music School AMBER
    Music School AMBER
  • 2020年9月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年1月6日

こんにちは。

Music School AMBERのまつもとあきこです。


今回は主にピアノの練習のお話です。


これから紹介するのは音大受験の準備をしていた高校生の時にピアノの先生に教わった練習法やこれまで参加した様々な講習会などで学んだことです。


気持ちはあるのになかなか演奏に生かせない、練習してるのに苦手箇所に来ると止まってしまうなど、練習しているときにぶつかる状況を乗り越えるのに役立つものでした。


上手くなりたい気持ちを実力アップにつなげるために生かしてもらえるのではないかと思

って書いてみました。


1. 筋肉の記憶力

ピアノの鍵盤を見ずに弾くことができるようになると、目はほとんど楽譜を見ていて時々手を見る感じかと思います。

鍵盤を見ないで、手の感覚で弾いている(ブラインドタッチしてる)けれど、その感覚がずれてしまうと何度も同じようなミスタッチをする場所が出てきてしまいますね。


そんな時、部分練習などで感覚を修正していくと思いますが、それでもなかなか直らない時もあります。

なんとかできるようになろうとしつこく同じ箇所を練習するのは手を痛めてしまうかもしれませんし、何度も間違っているうちに気分も滅入ってしまいます。


そんな時、試してほしいのが練習時間を分散してみることです。


例えば苦手なところの練習を15分ずつ朝、昼、晩3回に時間を小分けしてやってみてください。


筋肉は動きを覚えます。

だから一度やったことは再現できますし、何度もやってると同じに動けるようになります。


でも一度できるようになったのに、次の日やってみるとまたできないというような時はありませんか?

前にできた時から丸一日開けてしまって、筋肉が思い出すまで時間がかかっているのかもしれません。


だとしたら、続けて45分練習するより朝、昼、晩15分ずつ4、5時間程度の間隔で筋肉に正しい感覚を何回も思い出させます。


できないことで感じるストレスも、手への負担も減ります。

上手くいかない時も短時間でさっと切り上げましょう。

できないからとしつこく練習すると、できない自分の感覚が焼き付いてしまって、気分も暗くなるし、手も疲れてしまいます。


「ああ、今は上手くいかなかったけど、夕方もう一回挑戦しよう!」


あまり同じ穴を深掘りしないこと。



朝ちょこっと、学校から帰ってちょこっと、晩ご飯を食べたあとちょこっと

こんな感じです。



手の構造を知る


人の体は本当によくできています。

でも使い方を間違っているといい動きはできません。

手(腕)にはいくつも関節がありますよね。


それらの動き方を正しく知る(あるいは意識する)こと


  • 指の関節は一つの方向(手のひらの方)に曲がるとか、

  • 手のひらを返すときは肘から下の腕を捻るように動かすとか

  • 手首は内側や外側には曲げられるけど横にはあまり動かせないとか


当たり前だと思っていたことを確認してみませんか?

もしかして勘違いしていることもあるかもしれませんよ。


体の動きの勉強については「ボディ・マッピング」をオススメしています。

まるで体の取扱い説明書みたいだなと思っています。

体の使い方を考えるとき、見直すときにとっても参考になりますよ。



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