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おうちで練習 ♪ オススメのアイデア②

  • 執筆者の写真: Music School AMBER
    Music School AMBER
  • 2020年9月21日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年1月6日

こんにちは。

Music School AMBERのまつもとあきこです。


ピアノの練習のお話の続きです。

体の重みを使う


「大きな音を出したいのに、なんだかガツンと来ない!」

こんな風に感じたことはありますか?


音はどうやって出るのか思い出してみると、



鍵盤を押すことでハンマーが弦を叩いて音が出ている


ということは、

大きく出したければ、強い力で鍵盤を引けば強い力がハンマーに伝わって、


その力が弦に伝わって音がでる



でもただ力一杯弾いたのでは、なんだか薄っぺらな、うるさいだけの音になってしまいました。


重みや深みのある音を出したい時は、さらに腕や体の重みを鍵盤に伝えることを高校時代ピアノの先生に教えてもらいました。


当然腕には重さがあります。

その重みを利用しましょう!

音の大小は力の加減というより、ハンマーが弦を叩くときのスピードの加減が重要だと思っています。

ですから腕には力を入れずに重さを指先に預ける感じの方が大きくて豊かな音が得られるように思います。


腕に力を入れてしまうと腕の重さを十分に利用することができなくなります。

力を入れる場所を考えるなら、その重さを受け止めて鍵盤に伝える指でしょうか。


腕は力を抜いてストンと下に落とすつもりで。


狙いも定めないといけないので、あんまりダルンダルンじゃダメですけど(笑)



余計な力を抜く


最後に力が入っちゃうときに思い出して欲しいことを書こうと思います。


一番力が入って欲しくないのは


でも余裕がない時、丁寧に弾きたい時、肩に力が入っていることが多いんですよね。


肩に力が入ると何がいけないのか

  • 鍵盤に力が伝わらない(せっかくの力(重さ)が腕で止まってしまう)

  • 丁寧に演奏したいがコントロールがしづらい(丁寧なつもりになってしまう)

  • 周りが見えなくなる(客観的になることが難しい)


などが考えられると思います。

ほかにもよくない影響は考えられるのではないでしょうか。


練習でも、本番でも、上手くいかない時は深呼吸して、肩の力を抜いてみてください。


まとめ


私はピアノ専攻ではありません。

でも小さい時から学び、音楽教室講師時代にはピアノの講師もさせていただきました。

主に小さなお子さんや初心者の大人の生徒さんを多くレッスンしてきましたが、思い込んでいる練習方法や考え方に新しいアイデアを入れることで、すぐに効果が現れる場合を多くみてきました。


そのアイデアが今回取り上げたものになります。


  • 時間を分散して練習してみる

  • 手(腕)の作りを知る

  • 手(腕)の重みを感じて利用する

  • 肩の力を抜く


練習に煮詰まった時、

上手くいかなくて落ち込んでしまう時、

またお子さんの練習の様子を見ていて何か言葉をかけてあげたい時など、

ちょっとしたヒントになればいいなと思っています。



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